松井選手の通訳(つうやく)の人の言葉に注目(ちゅうもく)してください。
英語はもちろん敬語ではなく、普通の言葉なんですが、それを松井選手に伝える時に、通訳の人がきちんと敬語で話しています。松井選手に敬意(けいい)を払(はら)っているんです。
「ご心境(しんきょう)はいかがでしょうか」
→ 気持ちはどうですか
「日本でも優勝されているんですが、こちらでも優勝されて、お気持ちはいかがでしょうか」
→ 「優勝している」が「優勝されている」と敬語になっています。
「ご自身の中では、(またヤンキースで)戦うというお気持ちはあるんでしょうか」
→ あなたはまたヤンキースでプレイしたいと思いますか。
「あなた」を「ご自身」といっています。
そして、英語では "play baseball" プレイ=遊ぶという意味なのに対し、日本語では「戦う」という言葉をつかうんですねー。日本語って、本当にシリアス(serious)!
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