考えていることも将来の夢もちがう三つ子だけど、姿形だけは三面鏡にうつしたみたいにそっくりだ。
ソファーに寝ころんだ教授。綿入れはんてんを着こんで、山のように布団をかけられている。
御札が、長い直線になるようにかさねてはられている。何本も縦横無尽に走る御札の線。それはまるで、闇雲に斬りつけられた刀傷の跡みたいだ。
まるで、血をぬったみたいに、ガラスはくもったまま。
巣の中で口をあけて待っているひな鳥に、えさをはこんでくる親鳥。ユーリの笑顔は、えさを見つけてよろこんでいる親鳥のよう....。
~名探偵夢水清志郎 事件ノート 卒業
はやみねかおる
刀傷の跡みたい
返信削除血をぬったみたい
って、ミステリー小説らしい比喩ですね~
そして、ほかの三つはユーモラス。
ミステリーだけどコメディっぽいところもある本なのかな~と思いました。
食べ物の文も書いてみよう。