よだかは鷹に言われたことをずっと気にしていました。
よく考えた結果、逃げることにしました。慣れ親しんだ故郷を離れ逃げることにしました。
鷹がまたやってくる前日に逃げることにしました。
そしてその日がやっってきました。
鷹に見つからないように慎重に逃げようとコソコソしていたその時、「おい!どこに行くんだ!!」
鷹の声です。よだかは捕まらないように無我夢中で飛びました。
しかし鷹の速さに勝てるはずもなく捕まってしまいました。
ところが通りすがりの鳥がぶつかるフリをしてよだかを助けてくれました。
そのすきによだかは全力で飛んで鷹から逃れることができました。
そして新しい住みかをみつけました。
しかしそこでも同じようないやみを言われ故郷と変わらなくひどい目に逢いました。
よだかはこれからも逃げ続けるしかないのです。
いいじゃないですか~
返信削除”コソコソしていたその時、「おい!どこに行くんだ!!」”
・・・のくだりが、生き生きしてます。自分が怒鳴られたみたいに読めました。
「無我夢中」も上手に使っているし。
知らない鳥が助けてくれたりして、よだかだって悪いことばかりじゃないですよね。でも逃げ続けるしかないって、さびしい・・・。