「それはひどい、ぼくがみんなに話をするから今日は安心して寝なよ。明日になったら市蔵ではなく、よだかとかいてあるふだをぶらさげておくんだよ。」
よだかは家に帰って心配でよく眠れませんでした。朝になってよだかははちすずめが言ったとおりによだかと書いてあるふだをくびにぶらさげて外に出てみました。すると他の鳥達みんながふだをつけて待っていました。はちすずめは「はちだか」、かわせみは「かわだか」、ほかのとりたちも、「ねたか」「よんだか」「しったか」「たべたか」....などと書いた札をぶら下げていました。しばらくしたらたかがやってきました。ふだをみてびっくりしました。そしてだまって飛び去って行きました。 おしまい
とってもいい!!!
返信削除はちすずめに★★★★★!
頭いいなぁ。暴力を使わず、こういう抵抗(ていこう)のしかたもあるんですね。ガンジーみたい。
そして、「よんだか」「しったか」「たべたか」ってユーモアもさえてます。
とっても楽しく読めました!ありがとー。