2010年11月5日金曜日

怒った人

僕が、自分以外の怒っている人を見たのは、七年生の時だ。僕の先生は、とても優しくて、親切だった。でも、ある日、先生は、何回も何回もいっしょのことを言っても、クラスのみんなは、全然言うことを聞かなかった。だから、先生は、頭にきて、顔を真っ赤にして、クラス全員に静かにしろと怒鳴った。頭から湯気が出ているようだった。初めて先生が怒ったので、僕もさすがに怖かった。そのあと、一か月、みんなは、静かだった。みんなは、僕といっしょで、こわかったんだろう。でも一人だけ、こりなかったので、そのあとまだ友達としゃべっていた。ぼくは、あほだなと思いながら宿題をしていました。

1 件のコメント:

  1. その先生の気持ちが手に取るようにわかります。
    7年生の生意気盛り(なまいきざかり)・・・。

    でも、どこにでもいるんだね、この、こりないヤツ。
    ほんと、あほなヤツっす。

    (・・・「こりない」って、けっこう難しいボキャブラリーかも・・・知らない人には。)

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